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HOME > DIARY > 折り紙のおじさん現る

2010/07/09 (金)

最近、出勤途中の電車で

『折り紙のおじさん』

を見かけました


おじさんは『おじいさん』に近く、

グレーのひげをたっぷりとたくわえ、

カジュアルなジャケットにハット、色めがね

というおしゃれな出で立ち


初めてみた日、

変わった形の折り紙を取り出して

さらさらーと折って折って


なんとできあがったのは


『鶴の指輪』


もうわたしは釘付け、

ぽかーんです


次の日も見かけました

少し離れた場所に座っていたので

遠目でこっそりしっかり眺めていました


その次の日


わたしの隣に一人分の間隔を空けておじさんは座りました


わぁーー

と内心思いながら

バレないように

けど話しかけるタイミングを伺いながら

ちらっちらっとさりげなく見ていました


すると、おじさんが

「はい、」

と鶴の指輪を渡してくれました


そしてまた次の鶴を折り始め…


あまりのさりげなさにびっくりしながらも

話しかけてみると

どうやら折ることは「電車は暇やから」と。


いろいろ話したかったのですが

あまり話すのは好きじゃないのか

電車だからなのか

あたしのおもいとは裏腹にあまり会話ははずまず、

すっぽり空いていた間の席に人が座ってしまったので

ドキドキは一瞬で終わってしまいました


鼻歌まじりで折るおじさんは

ひょっこりひょうたん島のキーホルダーをぶら下げていて

なんともゆるい時間を流していました


acha


コメント

  1. cloud. より:

    ひょっこりひょ~たんじ~ま♪

    ゆるいなぁ。

    いいなぁ。

  2. rackas より:

    cloud.さん>大阪のはしっこらしいゆるさでしょ。あんなおじいちゃんみたいなおばあちゃんになりたいです。

  3. sige より:

    「すてきやんっ。」(紳介風におねがいします)

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